2012年6月23日土曜日

スイスで研究会

現在、スイスに滞在中。驚いたことに、結構暑いし、蒸す天気。でも朝と夕はさすがに涼しくて気持ちよい。夕立が昨日きたが、今日はよく晴れた。この時期、日本の梅雨を逃げてくるのは正解だろうと思う。

マクベスの劇をみたChateau。

ここしばらくは、研究会で発表するための準備に追われていた。苦労の甲斐あって、なんとか内容をわかり易く整理するところまでこぎ着けた。あとは、どれだけジョークを散りばめるかだ。日頃の堅っ苦しい発表(まじめすぎる日本の会議)にうんざりきているだけに、今回は言えるだけ言わせてもらおう。

とはいえ、発表の準備だけでは息が詰まるので、付近の街にヨーロッパの友人たちと少し出かけてみた。今回はなぜかマクベスの野外劇。スイス在住の英国人たちがプロの俳優をロンドンから毎年呼んで開催しているとか。金持ちが多い感じがする。スイスは銀行家が多いからか?劇はレマン湖の湖畔を臨む小高い丘の上に建つ館(Chateau)の中庭にて行われた。劇の前にシャンペンとカナッペが振る舞われた。湖を見渡しながら、遠くに見えるモンブランを見ながらの食事。とても美味しかった!
モンブランとレマン湖
湖の対岸はフランスだという。そしてモンブランの左に見えた山岳地帯の町は、なんとEvianだという。ここで採水しているとのこと。現地にいけば、好きなだけEvianの湧き水を勝手に汲んでいいとか。今回は訪ねる時間がないが、今度行ってみよう。

Evianの村の遠景。湖の対岸にあたる。
夏至ということもあって、今ヨーロッパの日没はだいた9時半過ぎ。10:30頃まで薄明るいので、眠るのが遅くなる傾向あり。気をつけねば。

Chateauの様子。
途中、ブドウ畑とワイン農場の館の風景にも出くわした。広大な風景が目の前に広がっていた。スイスというと寒い地方という印象があっただけに、今回の天気といい、この広いブドウ畑といい、結構暖かい場所だということを知って驚いた。
広がる広大なブドウ畑。地平線のところにあるのが、ワインの醸造工場。

ところで、今日のシャンペンはフランス製。噂ではスイスのワインも結構おいしいらしいが、なかなか手に入れ難いという。英国人達もスイスワインはなかなかみつからないと漏らしていた。これだけひろいブドウ畑があるのだからないはずはない。多分、金持ち達が買い占めているのでは?

マクベスはなかなか面白かったが、英語が難しい。まだまだ不勉強。



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