2012年4月2日月曜日

京都のがれき受け入れ

京都が瓦礫の焼却を受け入れる話が出て来た。正気の沙汰ではないと思った。

京都は日本の古都であり、観光地として世界的に人気がある。日本に遊びに来たいと思った人たちは、放射能は怖いけど西日本なら大丈夫だろう、とまだ安心できたはずだ。

東京の高級食品店やスーパーでは、京野菜が大人気だ。

京都のドル箱2つをみすみすドブ川に捨てる行為、それは瓦礫を京都で燃やし、その灰を京都で埋めるという愚行だ。

京都の人たちは革新的な考えの人たちが従来は多く、進んだ思想の持ち主、文化人が多い場所でもある。彼らが、進んで瓦礫の引き受けを申し出たとは考え難い。実際、細野大臣にモノを投げつけたりして、反対の意思を強く表明している京都の人もいた。(イギリスだと、生卵をぶつける。例えば、昨年、英国の大学の学費が3倍に跳ね上がった時、学生のデモがロンドンであったが、そこにたまたま通りかかったチャールズ皇太子の車にたくさんの卵が投げつけられたことがあった。)彼らの落胆、悲しみは共有できる。

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