2011年10月17日月曜日

大田区の環七沿いのセシウム汚染

東京はアスファルトやコンクリートに覆われているので、セシウム137、134は沈着しにくい。おまけに、緑も少ないとくる。環境が破壊し尽くされたところは、セシウム汚染に「強い」のだ。東京都民の半分が原発事故をあまり気にしないのはこのせいだ。

しかし、区内で土がまだ残る場所がある。学校のグランドや花壇だ。今回の大田区の結果は、東京都民にもある程度のショックを与えたと思う。これは大田区だけではないと思うので、これからは東京の測定にも力を入れてみようと思う。学校の中には入れないので、公園や側溝などを当たってみたい。

しかし、東京市街の汚染は、山岳地帯の汚染と異なって落ち葉や森林ではなく、街中の「セシウム溜まり」探しになるから、いままでと違う観点から測定を行わなければならないだろう。

また、多くのボランティア測定が既に成されているので、そういうデータの補完をしていくべきだろうと考える。とはいえ、RAMIを採用している人は少ないと思うので、ガイガーカウンターで測定した地点は参考程度と考え再測すべきだろう。一方、シンチレータで測った場所は信頼できるので、再測は不要と思われる。

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