2011年9月20日火曜日

秋田にて:久保田城と千秋亭

弘前へいくとき、お昼を秋田でとった。

秋田に来たのは10年ぶり。前回来たのもこの時期だった。数年ぶりにハタハタ漁が解禁になったとかで、珍しいものだからと勧められて、塩焼きを秋田の酒で味わった。美味しかった。また、黒湯へ一人で出向いて閑と湯を楽しんだ。

あのときの秋の趣と異なって、今回の秋田は「夏」だった。台風の風のせいで蒸し暑く、木陰が気持ちよかった。城内にある「千秋亭」というフレンチで昼食を食べようと思ったが、あまりにもフォーマルで気後れしてしまった。次回挑戦ということで。

前回、久保田城を訪ねたときは、学会の最後の講演が終わった後に行ったため、暗闇の中で天守の周りを一周しただけ。今回は昼間だったのでよく見えた。
久保田城(秋田)


それにしても、秋田の中心街の廃れ様には驚いた。大きなデパートやビルがあったはずのところが、広大な空き地になっている。弘前でも、空き地が結構目立ったし、売り地や売り物件も多かった。不景気なんだろうか、やっぱり。

この後、北上して、初めて八郎潟に行った。大きな湖を埋め立てたという。昔から、綺麗な湖を埋め立てるなんて環境破壊も甚だしい、と怒っていたのだが、周りに残った湖を見ると、結構埋まってしまって湿地になっている。八郎潟も、すでに「干潟」状態の湖だったのではないか?と思った。だとすると、先に埋めようが、後に埋めようが同じ運命だ。しかし、埋めたところで、米を作っても食べてくれる人がいない時代(米余り)が来るとは想像できなかっただろう。この地では減反やってるんだろうか?

八郎潟を抜けると、能代があって、その北は白神山地だ。今回は残念だが、白神も岩木山も登る時間は無し。

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