2011年9月4日日曜日

森の落ち葉のセシウム137:予想通り

東京新聞に森林のセシウム137汚染の記事が載った。予想通りの内容だった。放医研の先生の説明によると、セシウム137は葉に付きやすく、落ち葉に蓄積されやすいという。その通りの結果が、雲場池その他の測定で示されている。

共同通信社の測定によると、浪江町の森林で40μSv/h超を観測したという。京大原子炉の先生によれば、これは「人間の住める水準ではない」という。政府や政府寄りの専門家は「森林の除染」を口にするが、科学的に判断できる専門家たちの意見は「それは不可能」。ちなみに、チェルノブイリ周辺の森林は放棄されたという。おそらく、真実は「福島の森林はもう腐海化した」ということだと思う。マスクや防護服を付けてしか入れない場所なんだと思う。本当に残念だ。

ちなみに、政府が「除染」するならば、その廃棄物の処理場所が必要となるが、それは東電に「返却」するに限る。原子炉から来たものは原子炉に戻すべし。

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