2011年8月17日水曜日

軽井沢の放射能汚染:セシウム汚染測定の旅2(雲場池)

軽井沢の放射線測定の続き。今回は雲場池と離山に向かう。

雲場池

驚いたことに、軽井沢は今日も渋滞が発生。まずい。このままでは、昼前にすべての測定を終えて帰宅する予定が崩壊してしまう。裏道モードを急遽起動。いつもより15分ほど時間はかかったが、なんとかうまく抜けることができた。

雲場池近くの駐車場に車を停め、徒歩で雲場池へ。到着は10時頃になってしまった。駐輪してある自転車多数が、遠目に見える。観光客は、すでに大量発生の模様。この段階で焦るのをやめた。

まずは、入り口のから右回りに細い小径を行く。ベンチのような細長い石があったので、そこに陣を張って測定に入る。
雲場池の測定地点

本日もJB4020による測定。30秒間隔で20回(10分)測定し、平均値を出す。これは以前の測定と同じ方法。

補正無しの値は0.10μSv/hと出た。思いのほか低い。ここは、群馬大の早川教授の測定では0.144μSv/hが記録されているから、もっといくかと思った。もちろん、早川先生は地表から1m離して空間線量を測っているし(私の測定では地面に置いてしまう)、測定場所も違うかもしれないし、またこれだけ観光客が多いと、清掃されたり踏み散らされたりしているかもしれない。また、夕立の多い軽井沢では、大雨の度にこの測定地点は水に浸ってしまい、セシウム137が流れてしまったのかもしれない。

そこで、今回の補正は早川先生の0.144を再現するようにするのではなく、以前の補正公式を用いて計算してみることにした。すると補正値は0.06μSv/hとなった。雲場池の小径はすこぶる安全だ、というのが今日のところの結論。しかし、ここはもう少し場所を変えて測定を繰り返す必要があると感じた。

次に、離山に向かう

(追記:雲場池で再測定したところ、0.27μSv/hという値がでた。詳しくはこちら。

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