2011年8月4日木曜日

自然放射線量の日本の分布図:もともと関西は「ちょっと汚染された関東」レベル

「関西」は自然放射線レベルがもともと高いと書いた。それを裏付ける地図が、日本地質学会から発表されていた!


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面白いことに、フォッサマグナの谷が青く浮き出ている。(そしてその中に、秩父山地の「島」が見える!)また、中央構造線もよくわかる。古い大地には花崗岩が多く、そこに天然の放射性元素が多く含まれているとのこと。日本でウラン鉱石を探すなら、こういう地点になるだろう。

また、尾瀬の周辺から沼田に至るまでの山間地のレベルが高いのも面白い。というのは、このあたりはホットスポットの疑いがあるからだ。測定した値を解釈するには、自然放射線量と福島からの汚染物質の放射線量の両方を考慮する必要があるだろう。

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