2011年5月2日月曜日

黄砂

季節外れだと思う。連休の空が黄砂で霞むなんて参った。軽井沢では視界が7m(長野では5m)になったと報道されていた。日中はそれほどでもなかったが、とにかく周りの山が白い霞の中にすっかり隠れてしまった。

不思議な事に、こんな状態でも、夜になると星が見える。前日の強風で邪魔された恨みあって、今日こそはいい写真をとってやるぞと力んでみるも、黄砂はやっぱり空に残っていて街の光を散乱し、目には映らぬ黄色い光を写真に残してまたも邪魔される。

黄色く霞んだ連休の夜空:M104
不満足なのは黄砂の茫光のみならず、極軸のブレから長時間露光写真がことごとく失敗する。昨日は強風のせいにして極軸がずれたと言い訳したが、無風の今日も像が歪んでしまった。やっぱり極軸合わせが未熟なのであった。今日は、明るいうちに、極軸望遠鏡の微調整を再度やらないといけないと反省したのであった。

軽井沢の山は今スミレがきれいだ。ピンク色のふわふわした野草も見つけたが名前がわからない。ダンコウバイはさすがに散ってしまった。ツツジの蕾が膨らんで来ている。落葉松の芽吹きも徐々に始まっている。ここは初夏が一番きれいだと思うが、その季節に向けての準備は着々と進んでいる。落ち葉に覆われた山の斜面には、小さな木々の芽が無数に伸びて「林立」している。ウグイスが向こうの山で鳴いた。

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